染大島に鳥獣戯画の帯・人の優しさ。
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着ていきました。
帯は、野村エミさんがをどりの時に締めていらしたの
と同じシリーズの、鶴のオリジナルの鳥獣戯画の染め
帯です。
この前の水曜日に、しだれ桜を見に御所へ行った時の
こと。その日は、洋服にマスクをかけて、怪しい服装
だったにもかかわらず、いろいろな人が親切に声をかけ
て下さって、ビックリしました。
昨日から、ホームページのトップページの画像を御所の
しだれ桜に変えました。写真を撮っている時には、桜の
周りにはたくさんの人が見物に来て、写真も撮っておら
れましたが、他の人の写真に写らないように皆さん譲り
あうようにマナーが良かったのには感心しました。
私がすこし離れたところで、写真を撮っていると、横に
いらっしゃったおじさんが「遠慮しないで、もっと近くに
行って写したら?」と、声をかけて下さいました。
「ありがとうございます。もう充分写しましたから。」と、
お礼を言いました。
次にまだ綺麗に咲いていた、お菓子のように可愛いピンク
の梅を写して、
真っ赤な椿の写真を写していましたら、後ろから、「この
椿は綺麗な赤い色ですねー」と、また話しかけられました。
振り返ると、また違うおじさんでしたが、向こうのしだれ桜
もとても綺麗でしたよと、お教えしました。
震災の後、人が優しく、親切になったように思うのは、
私だけでしょうか?
日本中の多くの人が、優しい気持ちになれているのだと
したら、とても嬉しいことです。
帰り道、御所の砂利道の上に折り鶴が落ちていました。
誰かが、誰かのために折ったものなのかは、わかりませんが
この震災を機会に、今までの殺伐とした世の中が、人を思い
やる世の中に少しずつ変わり出したのかなと、嬉しく思った
一日でした。
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