加畑兼四郎さんの藤布の帯との出逢い。
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不思議なご縁だと、常々思いますが、お店で扱う
商品との出逢いも、同じように御縁があります。
今回の藤布の帯も、京都の丹後で二軒しか作って
おられないという、稀少な帯です。
有名な紬の問屋さんが、いつのころからか時々
素晴らしい商品を見せに来て下さるようになり、
高級すぎて、なかなか仕入れには至りませんで
したが、目の保養と、説明を伺って色々な商品の
勉強をさせて頂いていました。
お話の中で、藤布を扱っていらっしゃるという事で
一度見せて頂くことになりました。
紬の問屋さんにも、今二本しかないという藤布の帯
を、見るだけ!と見せて頂いたところ、とても気に入って
しまいました。一本は、ほとんど無地で、縦に絣模様が
少し入っていましたが、もう一本が好きな市松でした!
高価な商品ですので、少し考えましたが、これも出逢い
だと、仕入れることにしました。
素朴さの中に、何とも言えない魅力がある帯です。
お太鼓の部分です。
前太鼓です。
この帯をご夫婦で作っておられるのは、加畑兼四郎
(かばたけんしろう)さんです。
もう、70才を超えていらっしゃるそうです。
こちらに、お仕事の様子や、ご本人がご紹介されて
います。とても手間暇かけて作られた帯です。
http://mustang.c-mash.co.jp/hujihu2.htm
http://densanbank.net/shokunin2011/014_kabata/index.html
いつか、実際に見学に伺えたらいいなと思います。
また、お店の着物とコーディネイトしてご紹介します。
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