雨の日に着物を濡らさない工夫。
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こんな日でも、恐れず着物で出掛けましょう。
台風のような、暴風警報が出ている時は無理かもしれませんが!
このように着物の裾を持ち上げて、和装用のクリップで落ちないようにはさみます。
後ろ側も着物が下がってこないようにしておきます。
和装のクリップは挟むところにゴムのようなクッションが付いているので、着物や帯を痛めません。
この上から雨コートを着ます。
裾の方は、コートの下は長襦袢になりますので、道中歩いたり、乗り物で座ったりする時は、
少し気ををつけましょう。
また目的地に着いて、コートを脱ぐ時に上手くクリップを外して着物をすとんと下に降ろして
からコートを脱ぐようにしてくださいね。
そのまま脱いだら、エライことになります!
また、傘をさしていても、案外衿周りを濡らしてしまうことがあります。
今のような寒い季節は、襟巻きやマフラーで首元をカバーすれば安心です。
私は、今日はこんな派手なマフラーを巻いてきました。
あとは、足元は雨用のカバーの付いた草履か下駄を履いて下さい。
足袋カバーを履いていても濡れてしまうこともありますので、替えの足袋も用意しておくといざという時に助かります。
少々の雨なら、こんな感じで是非着物でお出かけしてみてください。
最後に、今日のコーディネイトは玩具の模様の小紋に、横糸に和紙の糸を織り込んだ軽くて
通気性のよい袋帯です。
だいぶ前に作った着物なので八掛が少し派手ですが、お気に入りなのでよく着ています!