ほっとした一日。
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最初にご用件をお話ししたのですが、そのあとお客様が「助けて下さい~」と、悲壮な声でおっしゃいました。
どんな大変なことだろうと一瞬心配しましたが、お話を伺うと、急に夕方から着物で外出することになり、何度か挑戦しているがどうもうまく着られないとお困りのようでした。
とりあえず着物一式を持ってお店に来ていただくことになりました。
お持ちになったのは、付け下げと袋帯でした。
何とかうまく着付けが出来上がりました。
時間もだいぶ早く仕上がったので、ゆっくりとお話ししてから、お出かけになりました。
いつも着物を着たら苦しいのに、今日はとても楽で嬉しいですと、言っていただけて
あぁ本当によかったと、ほっとしました!!
ここで商品をご紹介させていただきますが、鶴には、ほっとする名古屋帯がございます。
白い桜の小さな花びらの地模様に、お太鼓には大きく「ほっ」と書いてあります。
アップで見ていただくと、
「つ」の上にはうさぎ(兎)が乗っていて兎は「と」とよみますので、ほっとする帯ということになりま
す。
前太鼓は、片方はタヌキがお月見をしながらお酒を飲んでほっとしている様子と、
もう片方には、お茶を飲んでほっとする図柄が織り込まれています。
このような楽しい帯を締めて、ほっとされてみませんか?
着付けをさせていただいたお客様は、翌日お店にお越しになり、「着物姿をみんなに褒めていただいた。」と、デジカメの写真を見せながら、とても喜んでくださいました。
私もささやかながらお役に立てて、本当にうれしかったです!!