こどもの日・手織りの証紙。
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鶴の玄関には、私の父方の叔父が書いてくれた兜の色紙が飾ってあります。
そして、花菖蒲も。
この花菖蒲は、四月の末頃から生けたのですが、すぐに咲いてしまい、子供の日までは
もたないなと思っていましたら、咲いた後の花を取っておくと、もう一度綺麗に花が咲いてくれ
ています。菖蒲(勝負)は一度であきらめてはいけないということですね!
さて、今日は手織りの証紙についてでしたが、西陣の手織りの帯にはこのような証紙が
付いています。
手織りの帯でも海外で織られているものもあり、また、以前つけられていた証紙が偽造された
りしたこともあって、平成16年4月1日より、西陣の手織りを証明する方法がより厳重になりました。
西陣織工業組合は、手織りのメーカーを視察して実際にそこで織られているかを確認します。
手織りの機や、織手さんの確認をし、いつ誰が織った物かも確認されます。
商品には、手おり、メーカーの屋号、西陣という文字がたれ先の下に織りこまれなければ
なりません。
この三点がそろって西陣の手織りということが証明されます。
そして西陣の手織りに間違いないという商品の、帯の織口の裏側に一本ずつ「合格」の印が
押され、証紙が発行されます。
しかし、それ以前におられたものに関しては、厳重に調べて、合格の印と、証紙が与えられています。
西陣の手織りの帯をご覧になる時の参考になさってください!
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