清田のり子先生・きものパーティ その1
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伺いました。
食事会の前に、ポルトガルの民俗歌謡・ファドについて、
ファドの日本人の歌手で、先月ポルトガル政府から、文化
勲章を授与された、月田秀子さんと清田先生の対談があり
日本ではあまり知られていない、ファドのお話を聞かせて
頂きました。
ファドはポルトガル語で「運命・宿命」の意味で、フランス
のシャンソン、イタリアのカンツォーネのようなものだそう
です。歌は、暗く悲しいものが多いそうで、この日、月田さん
が歌って下さった歌も、言葉はわからなくてもそんな雰囲気
がしました。月田さんの声も、メロディーも、胸に染み入る
ようでした。
舞台の右の方がギターで、左の方の楽器はポルトガルギター
といって、弦がたくさんあり、何ともいえず切ない、綺麗な音色
でした。
こちらが清田先生です。深みのあるワイン色に、金の縁取り
の薔薇の模様の華やかな小紋をお召しでした。帯は、着物が
引き立つ様に、渋い金色の無地感覚のものでした。
こちらの方は、去年もご紹介させて頂いた方です。
今年も、司会をされていました。白っぽいお召しものには
変則的に細い縞模様が入っています。まっすぐになっていな
い帯締めさえ、着慣れた雰囲気にマッチして、カッコイイです。
帯留は、黒地に鱗模様でした。
帯は、ふんわり、ざっくり角出しにされていて、とても
華奢な方ですが、大きめに結ばれた帯もバランスの計算
がちゃんとされているように、思えました。ちらっと袂から見
える、赤系統の鱗模様?の長襦袢も、心憎いほどおしゃれ
です!しかも、かけておられる眼鏡がまたステキなのです。
まだまだ、素敵な着こなしの方がたくさんいらっしゃいま
した。
明日に続きます。
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