牛首紬の訪問着に手づくりのバッグで。
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いて、被災地や周辺で不自由な生活をされている方に、
大変申し訳ない気持ちでいます。
先日も、ブログでお話ししたように、今だに迷いながら
ブログを書いている自分がいます。
これからの時期、入学、卒業もあり、着物を着られる方
も多い時期です。着物を着ることに罪悪感を持ってほしく
ありません。震災前の、平和な状況とは全く違っています
が、人生の節目に着物を着られるときには、どうぞ胸を張
って下さい。
織屋に嫁ぎ、着物の素晴らしさにふれ、大好きになり、着物
を楽しんで着る人を、もっと増やしたいという思いで二年半前
に、きもの鶴を始めました。
お店を始めた途端に、リーマンショックや日本経済の悪化
もあり、世の中着物どころではない状況が続きました。
それでも、毎日着物を着て、着物のブログを続けてきて、
たくさんの素敵な着物ファンの方々に出逢えました。
そして、大震災がやってきました。本当に世の中、着物
どころではありません。
でも、どんな時でも着物の素晴らしさを伝えることが、私
にできるささやかな使命だと思っています。
先日のブログでも書いたように、着物のパワーを信じて、
このブログを見て頂いて、暗い気持が少しでも、やわらぐ
ことを祈って、これからもいつものブログを続けて行き
ます。
火曜日の夜は、お客様にお誘いを頂き、一緒にお出掛けでした。
先日、お客様にプレゼントして頂いた、手作りのバッグを持
って行きました。今までご紹介した、お客様がお持ちの手作
りのバッグは、それぞれに素晴らしい出来栄えでしたが、私
が頂いたものも、ビックリするほど上手にできています。
紫のぼかしの布地は、着物の作家さんであるご主人作の着物
のはぎれだそうです。私にはもったいないです。
持ち手も合うものを選んで下さったそうです。
一緒にお出掛けするお客様は、鶴で作って下さった付け下げを
初めて着て来られるそうです。私はあまり着る機会のなかった
牛首紬の訪問着にしました。
素敵なバッグを作って頂いて、ありがとうございました!
ご一緒したお客様の着姿は、また明日ご紹介いたします。
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