きもので青森港・ねぶたの家・八甲田丸。
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思っていたよりも寒くありませんでしたが、海沿いの風はやはり
冷たいです。後ろに見えるのは、この後見学に行く八甲田丸です。
案内して下さった、ちびうささんは、青森の方なので寒さにはお強い
ようでしたが、ここではお洒落な長羽織り姿です。私は、カバンから
衿まきを出しました。手袋も持っていましたが、はめるほどではあり
ませんでした。例年では、雪が降ってもおかしくない時期だそうです。
この地域は、東北新幹線新青森開業に合わせて、新しい施設が
建てられたばかりです。正面に見えるのは、A-FACTORY(去年の
12月)、左の赤い建物が、ねぶたの家・わらっせ(今年一月)です。
とても、モダンでお洒落すぎて、思っていた青森のイメージでは
なかったです。こちらも、これからという時に、大震災の影響で
新幹線もふくめて、しばらく大変だったそうです。
建物の中は広く、ねぶたの歴史や、詳しい説明がしてあり、何より
嬉しかったのは、今年のお祭りに登場したねぶたが、たくさん展示
されていたことです。
大きくて、立体的で、とても綺麗です。
中はこうなっていますと、見えるようになっています。これは、たっち
ねぶたといって、触っても大丈夫です。
すごい迫力ですが、これが実際に動くと、もっと凄いそうです。
こちらが、今年の一番の賞をとったねぶたです。虎に、龍も
いました。
中に、こんな可愛いのもあるとホッとしました。
うちでも飼っている亀も、まるで怪獣のようなイカツさです。
いやに画像が多いと思われたかも知れませんが、写真は、
帰って見ると2日で600枚以上撮っていました。本当は
もっとご紹介したいくらいです。
そして、青函連絡船・メモリアルの八甲田丸へと向かいました。
この感じ、これが正直想像していたて青森のイメージでした。
線路が船まで繋がって、列車ごと函館まで運ばれていたそうです。
船内は、当時のまま時が止まったかのようでした。
片道四時間かけて、函館まで往復していたそうです。
一番船の底が、列車がすっぽりと入るスペースです。
本当に広くて、ビックリしました。
ちびうささんも、何度か乗られたことがあるそうで、函館の街は
素敵で、楽しく過ごしては、青森に帰って来られたそうです。
津軽海峡は波が荒く、船が通るのには、難所だそうです。過去
に台風の時期に船が転覆して、たくさんの犠牲者が出たことも
紹介されていました。
たくさん人の色々な思いを載せて、毎日運行されていた様子が
伝わってくるようでした。
1988年に青函トンネルが開通し、青函連絡船は廃止されます。
最後の運航前に、乗務員の皆さんが涙を流しておられる写真が
あって、ジンときました。
八甲田丸を見学して、青森まで来たのだなぁと一番強く思いました。
少し淋しいような、懐かしいような、不思議な感情です。
この後、ライトアップの最終日だという、紅葉を見に行きました。
長くなりましたので、また明日ご紹介します。
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