御所・拾翠亭の楽しい聞香会へ。
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色々なお稽古の先生をされているお客様から、御所の
拾翠亭で行われる、聞香会にお誘い頂き、先ほど伺って
参りました。
今日は、青森の記事を一休みして、聞香会の様子をご紹介
します。
拾翠亭には以前に一般公開の時に行った事があります。
2009年3月9日のブログでご紹介しています。梅の時期
だったようです。

一席目の聞香会が済んで、お二階でお昼を頂きました。


とてもおいしいお弁当でしたが、隣の方が、お風邪だったのか
味が分からないと仰っていました。きっと、お香の香りも分かり
にくいのだろうなぁ、せっかくなのにお気の毒に、と思いました。
二階のお部屋からの眺めはとても、心安らぎます。


この後、一階のお茶室で薄茶を頂きました。古いお茶室の外観です。

静かな、九条池のほとりにあります。

お手前中の写真は遠慮して、終わった後、写させていただきました。
こちらがお招きくださった先生です。源氏香の帯に源氏香の刺繍の
とても素敵な着物姿でした。普段から、てきぱきとされていますが、
今日は皆さんをまとめて、とてもきびきびと動かれていらっしゃい
ました。着物姿にもパワーがあり、カッコ良かったです。

拾翠亭は、火は使えないので、炉も墨ではなく、電気のコードが
見えます。それでも、とてもおいしいお茶を点てて頂きました。
五人も入れば満員の小さな、風情のあるお茶室です。

そして、一階で二席目の聞香会が開催されました。私は初めて
でしたが、硯など回したり片づけたりするのも、とてもロスがなく
機能的に事が運びます。お茶のお手前にあい通じるところが
あるなぁと思いました。
最初に、二種類のお香を聞いて、香りを覚えて、次に五回出てくる
お香がどちらの種類かを聞きわけて、小さな紙に筆で書いて、後で
集めて答え合わせをします。
私は、二種類を聞いた時点で、違いが分からずどちらも同じに思
えましたが、5つ中、3つ当たりました。お弁当の時に、味がわから
ないと仰っていた隣の女性が、最高得点でした。
拾翠亭の帰りにお店に寄ってブログを書いていますが、これから
問屋さんに行かないといけませんので、続きは明日に致します。
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