同窓会幹事さんの桜の着物と帯・思わぬ着物の汚れ
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忙しい中、代表幹事さんの大役を引き受けてくれた
Kさんです。
まだ一度も袖を通していない桜の着物が着たいけれど
今の時期でも大丈夫?と、事前に相談を受けていました。
どんな着物か当日まで拝見していませんでしたが、桜の
花や、花びらが散っている小紋でしたので、全く心配あり
ませんでした。縮緬に、絞りの桜や花びら模様が飛び柄
になっていますが、上前のサクラの花にだけ、刺繍もして
ある、素敵な着物でした。
帯も、桜の模様でした。
小物使いも着物の地色に合わせて、上品でした。
今回は、着物で来るつもりだったのに、雨で断念したという
着物好きのTちゃんが写してくれました。
Kさんは、最後に挨拶をしようと、あわてて舞台に上がられ
た時に、転んでしまわれました。
その時に、着物がすこし汚れてしまったのですが、なんと
汚れていたのは肩でした。それほど派手な転び方だった
のですが、おケガもなく、着物の汚れも見たところ、肩だけ
で、スレなどもなかったようで良かったです。
早速、お手入れに出しています。
昨日持ってきて下さった、お友達の着物の汚れはこんな
背中のところに文字の汚れが付くことは、考えられないの
で、色々と事情を聞きました。すると、着る前にアイロンを
かけたそうです。当て布に字とか書いてなかったか、尋ね
ました。
当て布の手ぬぐいに赤の油性のマジックで「アイロン用」と
書いているそうで、友達は、文字に見覚えがあって多分私
の字だと思うという事でした。
帰って見てみたら、当て布の「用」の字が油性なのに滲ん
でいた!と、さっき電話がありました。
着物には「用」の字がさかさまにうつってしまっています。
いつ頃付いた、何の汚れかが分かっていると、シミも落とし
てもらいやすいです。明日、早速お手入れに出します。
着物を着ていても、何が起こるか分かりません、まさかと
思っていても派手に転ぶこともありますし、アイロンをかけ
ていて、シミを付けてしまう事もあります。
もし汚してしまったら、すぐにお手入れに出して下さいね。
明日も、お世話をして下さった幹事さんの着姿が続き
ます。
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