美山荘(その2)・素敵な雰囲気の夜の食事。
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この日の会は、50年位前に、西陣のメーカー10社が
当時、双葉帯というシリーズの帯をそれぞれに作った
ことから、その10社で、情報交換や親睦を兼ねて発足
した双葉会という会合です。
西陣のライバル同士のメーカーが色々協力して、交流
をするという、画期的な会です。
先代の時代から始まって、三世代に渡って受け継がれ、
今は5社のメンバーになっています。
渡文さん、河合美術織物さん、洛陽織物さん、澤屋さん
そしてまいづるです。
この日は、澤屋さんはご都合が付かず、4社で集まり
ました。いつもは、旦那様の会ですが、この日は夫婦
同伴でした。
後側には、先程のお風呂から見えていた川が流れて
います。
美しい若女将さんが、先付を運んで来て下さいました。
あたりが暗くなり始め、ろうそくに灯がともります。
私のすぐ近くで、美山荘のご主人が後ろの川で釣られた
鮎を焼いて下さいます。
焼き上がるとすぐに、運ばれてきます。頭から全部頂け
ました。
食材は、全て地元でとれた、新鮮なものです。とくに
甘くておいしかったのが、坊ちゃんかぼちゃという、小
ぶりのかぼちゃです。
とても柔らかくて、どこまでも食べられるのですが、お腹
いっぱいになりますから、ほどほどになさって下さいとの
ことでした。中には、きのこが入っています。
美味しいお料理を頂いているうちに、ろうそくもこんなに
短くなってきました。
このあと、場所を先程の広間に移動しました。
明日に続きます。
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