桜の小紋におしどりの帯であちこちお出掛け。
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まず、織屋さんの展示会へ。

新作の帯がとても素敵で、見ごたえがありました。

帯を何本見せていただいたかわからないくらい、
たくさん見ることが出来ました。
そして、次はみやこめっせで今日一日だけ一般の
方も見ることができる「京友禅競技大会」へ。

三階のロビーで、小糸染芸の会長・小糸敏夫さん
と、お目にかかりました。去年の清田先生のパー
ティでは、同じテーブルでご一緒させて頂きました。
先日、ご来店になったお客様が、小糸会長の作られ
た、珍しい着物をお召しでしたので、少しお話を伺い
ました。
そして競技会会場の受付へ行きますと、柱の向こうの
女性が、「着物で来られた方には、ここで粗品をお渡し
します。」と、声を掛けて下さいました。

粗品は、足袋か、可愛い縮緬の小銭入か、扇子でした。
私は、扇子にしました。他の色も何色かありました。
なかなかお洒落で、うれしかったです!

会場は広く、豪華な振袖や留袖や訪問着など・・
こちらも、何枚見せていただいたかわからないほどです。
帆船の描かれた水色の訪問着や、淡いピンクの桜の着尺
など、自分が着てみたいと思う着物も、たくさんありました。
今日は、午後から雨模様でしたので、着物で来場されて
いた女性は、少なかったです。作品の近くで、じっと食い
入るようにご覧になっていた、職人さんのような方もいら
っしゃいました。
こんな風に、織屋さんでも競技会でも、たくさんの素晴ら
しい商品を見ることが出来ると、危機感は感じられません
が、実際は、着物も帯も生産量が激減しているのが実情
のようです。
みやこめっせから、小物屋さんに行って、お客様のリクエ
ストの商品を見つけることが出来ました。
今日は、桜の小紋に、先日も締めていました羽田登喜男
さんのおしどりの帯を締めていました。

そうしましたら偶然帰りに、この帯を監修して下さっている
羽田登さんの、奥様と、ご長女にばったりとお目にかかり、
帯を見て頂きました! 何年か前のファッションカンタータの
会場で、ご長女が、確か八掛におしどりが描かれた色無地
に、おしどりの帯を締めていらっしゃったのが、とてもカッコ
よかったです。

京都は、本当に狭いです。
15日からは、同じみやこめっせで「西陣織大会」や、色々
な催しが行われます。
ぜひ着物で楽しい一日をお過ごし下さい!
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