和裁士の後輩の着物姿・着物を捨てないで!
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のは、二つ下の後輩で、和裁士さんです。
裾ぼかしの色無地に金糸の軽やかな帯です。
おばあさんや、お母さんから受け継いだ着物を、着ない
から、面倒だからと簡単に捨ててしまう人が多く、何とか
直して、色々なものに再利用してもらえるよう、頑張って
います!とのことでした。
着物が好きな人たちからすれば、考えられないことです
が、現実に突然にたくさん譲られても、着物を保管する
場所もなく、たたたみ方もわからず、その着物をいつどの
帯に合わせたら良いかも見当がつかず、お困りのお客様
もいらっしゃいます。
この日は先輩からも、二棹の着物をどうにかしたいと声を
掛けられました。お嬢さんもいらっしゃるのですが、全然
着物は着られないそうです。
もし、お困りの方がございましたら、何でもご相談下さい。
お近くでしたら、少しずつでも見せて頂けたらアドバイス
致します。
着物にまったくご興味のなかった方でも、そういった機会に
着物が大好きになられたお客様が何人もいらっしゃいます。
捨ててしまったり、手放すことは簡単ですが、せっかく親御
さんが思いをこめて持たせて下さった着物を、大切にして
ほしいと思ってやみません。
お料理もおいしく、みなさんお変わりなくお元気そうで、とて
も楽しい一日でした。
ただ、処分されてしまう着物のことだけが気にかかりました。
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