染の聚楽、高橋さんの刺繍・三度黒の留袖。
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近づいて来ます。
昨日から、ホテルの打ち合わせに二人
で広島から京都に帰って来ています。
最終の衣装合わせなど、昨日も今日も
忙しそうです。
私もそろそろ衣装合わせをしないといけ
ません。
留袖は、随分以前の機会に選んであった
染の聚楽の高橋さんの、素晴らしい刺繍
が施されたものです。今回仕立てて、着る
つもりです。
高橋さんに、お聞きしましたら、この留袖は
ご自身がデザインされて、刺繍の技法や
配色も指示して、作られたものだそうです。
一つ一つの模様が、それぞれの技法で
緻密に刺繍されています。
着物の布の端に、「午」と数字が書いてあり
ます。
高橋さんに伺いましたら、ちょうど午年に
生地を仕入れて製造に出したという事だ
そうです。今年はちょうど午年で、この着物
との巡り合わせを感じます。
以前に染の聚楽で、しばらくお世話になった
長男が、高橋さんのところの黒留袖は「三度
黒」と、話してくれたことがありましたが、この
染め方が「三度黒」で、高橋さんのブログ
にも書かれています。
このような素晴らしい技術が途絶え、職人
さんがいなくなってしまう事は、とても残念
です。
袖を通す日を、とても楽しみにしています。
高橋さんと職人さん達の思いのこもった
着物を大切にして行きます。
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