平志紬に紅型の帯・京都五山の送り火の炭。
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お召しの着物は、平志(ひらし)
紬だそうです。

素敵な帯は、城間栄順です。

白と青で、すっきりとしたコー
ディネイトです。

帯〆・帯揚は、鶴で選んで下
さいました。

今年の8月16日、京都は豪雨
に見舞われて、五山の送り火が
できるかどうか心配されていま
した。
大変厳しい状況の中で、無事に
できたということは、関係者の方
々のご尽力と、目には見えない
ご先祖様のパワーだったと思え
て感動しました。
お客様は、翌日17日の早朝に
お一人で懐中電灯を持って如意
ヶ嶽登山をされて、弘法大師堂に
一年の無事を祈願され、大文字
の中心の火床の炭を拾って来ら
れたのだそうです。
この日、届けて下さったこちらの
包みの中には、

五山の送り火の炭が入っています。
京都新聞の以前の記事にこの風習が
描かれています。
今年の五山の送り火は、ひときわ
美しく思いましたが、まさかその炭
を頂けるなんて、とてもありがたい
ことです。
このようにして玄関に掲げて、魔除
けにすることも教えて頂きました。



祇園祭の粽と、お客さまが思いを込
めて拾ってきて下さった今年の五山
の送り火の炭に守られて、これから
たとえ困難にあってもあきらめずに、
頑張って行きたいと思います。
どうもありがとうございました。
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