27年前に主人が デザインした束熨斗文様の帯。
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27年前のまいづるの80周年の記念
の展示会で発表した、主人の初ヒット
作の束熨斗(たばねのし)文様の帯に
ついて書きましたところ、ご遠方のお客
様から、
先日のブログで ご主人様の束熨斗
文様の振袖を参考にした帯の事が書
いてありましたがその見事な帯はまだ
現存しているのでしょうか?
これまでのたくさんの まいづる帯の
作品がどこかで 現品でなくても 画像
でも 本でも(たとえば まいづる帯の
ホームページ または 鶴のブログなど
で)おいおいにでも 見られたらすてき
なことだろうな!と勝手な妄想をしてし
まいました!
と、メールを頂きました。私もその帯を
是非見てみたいと思っていましたので、
会社で探してもらいました。
残念ながら、今はもう織られていない
そうで、帯の現物はありませんでしたが
帯を作るときの「目だし」と言われる試し
織りが二点見つかりました。
まいづるの会社のマークも今とは違う
古いものです。
織り方は、錦地(にしきじ)の引き箔。
漆の上に本金の箔を何層にも摺る、
摺り金、泥金とも言われる手法だそう
で、現在まいづるの帯の中では三眠蚕
の風神雷神、紅白梅図などごく限られた
帯に使われています。
実際に商品として織られた帯は、この
二点の見本とはまた少し違ったそう
です。文様の中に鶴もいました。
会社の百周年の時には、今までの
まいづるの歴代の帯が展示されたり、
復刻版で作られたりしました。
ちっとも古い感じはせず、むしろ
新しい感じがしました。
また、そのような作品も、まいづる
のホームページで紹介してもらえ
たら良いですね。
明日は、お客様の束熨斗文様の
素晴らしい留袖をご紹介します。
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