きものサローネ2・イマジンワンワールドファッションショー
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COREDOビルで開催されました
きものサローネのブログその2です。
こちらに伺った目的のひとつに、
東京オリンピック開催に向けて、
全国各地の着物作家やメーカ
ーが196カ国の着物と帯を製作
する活動をされている、イマジン
ワンワールドの活動に賛同し、
西陣まいづるもカメルーンの帯の
製作を担当させて頂き、今回の
ショーで初めて紹介されるのを
是非見てみたいということがあり
ました。
「キモノプロジェクト「イマジン・ワン
ワールド」代表理事・設立者の
高倉慶応さんです。
以前にも、ブログでご紹介しましたが
西陣まいづるは、カメルーンの珍しく
そして美しい、立体的な蝶の硬貨を
ヒントに、
図案をおこし、
手織りで作品を完成しました。
若手の女性の織り手さんが、夏休み
を返上してショーに間に合うように
心をこめて織り上げてくださいました。
華やかな舞台に、いよいよ登場しま
した。カメルーンの着物の製作は、
藤理工芸さんが担当され、国旗の
色を大胆に使い、力強い国のイメー
ジと、部族文化の伝統を大切に創作
されました。(※)
蝶はまるで、今にも飛び立つかの
ように、輝いて見えました。
最前列で見ていた主人も、感動
していたようです。
他にも、素晴らしい着物と帯がたくさん
登場したのですが、なかなかうまく撮影
出来ず残念でした。
フランスの作品は、まだちゃんと
撮れていましたので、ご紹介します。
着物は、春日井路子さん、帯は、
龍村美術織物さんが製作されま
した。
着物は、フランスに国花は存在しな
いので、ブルボン王朝ゆかりの百合
の花を大胆にデザインし、フランスの
潔さを表現されています。(※)
小物の帯揚、帯〆もトリコロールカラー
でした。
帯は、クリニュイ美術館のタピストリー
に注目し、千花文様の中のトリコロー
ルカラー、フレンチブルーの地色など
お洒落で小粋な感性を表現されてい
ます。(※)
(※)は、パンフレットより抜粋しました。
今回のショーでは、50国以上の
きものと帯が登場しましたが、まだ
まだ今後製作されていきます。
オリンピックに向けて、和装文化の
素晴らしさを世界に向けて発信
されることは、とても楽しみです!
明日は、会場でお目にかかった
皆さまの着物姿です。
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