西陣織アンソロジー・イナクラフト展出品・梅垣織物。
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ジャカルタのイナクラフト展の梅垣織物
さんの商品のご紹介です。
今回、各メーカー帯地を色々な材料とし
ての提案で制作されましたが、もちろん
帯地として仕立てることができます。
王女さまがお持ちの、梅垣さんのバテ
ィック帯地は、現地で茶道をされている
日本の方が、お茶会用の帯としてご注
文されました。
会場には、帯地で作られた、梅垣織物
さんの商品が並んでいました。
一番右端のテーブルランナーは、マーケ
ティング3.0のヘルマワンさんのお宅に
伺ったときのプレゼントとして、大変喜ん
で頂けました。
梅垣さんの今回のバティックの帯地の
一つの柄の原本がこちらです。
そして、織り上がった帯地がこちらです。
こちらは、「綺羅織(有綵無彩)」と言い
ます。
以下、梅垣織物さんの説明です。
< 綵 >とは、美しい彩の文様のある
絹織物を表わし、< 彩 >とは、文字
どおり「 いろどり 」を意味します。
即ち、< 無彩 >とは、色の三属性の
うち、明度のみをもち、彩度と色相のな
いものであります。
この帯は、金・銀という無彩色を「 同口
引揃え 」という西陣織の技術を応用する
事により、角度によって「 金・銀 」を変化
させ、又、極細金糸と絹糸との複合組織に
よる織物、即ち< 綵 >との隔合によって
この「 有綵無彩 」を、製作致しました。
帯としてはもちろんのこと、テーブルラン
ナーとしても。(長いので半分に折って撮影
しています)
また、こちらはお色違いの帯地で作られ
た、お洒落なバッグです。
後側です。中にはポケットもあり、便利
です。
クラッチバックもございます。
これらの綺羅織のバッグは、生前の
野中さんと、梅垣さんが色々と相談
して制作された、梅垣織物の織と、
秦流舎のセンスが融合した世界で
ひとつしかないバッグです。
貴重な、思い出のバッグです。
今までご紹介した、西陣織アンソロジー
各社の商品は、実物をご覧頂けますの
で、どうぞお気軽にお申し付け下さい。
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