中国から、民族衣装・漢服でご来店・スマホで翻訳。

先日、女性お二人でご来店下さいました。
お一人は洋服姿でしたが、もうお一人は
美しい民族衣装をお召しでした。
表に掛けていた、パンダの帯に惹かれ
られたのでしょうか?
お二人とも、中国・杭州から観光に来
られたそうです。漢服という民族衣装
ですが、拝見するのは多分初めてです。
とても気軽にお召しになっているので、
素材をおたずねすると「絹」でした。
しばらく、つたない英語でお話しして
いましたがちょっと待って、とスマホ
で翻訳して下さいました。
綺麗なペンダントは、お母さんの
ハンドメイドだそうです。とても
細かい刺繍です。
衣装は着物と同じうち合わせです。
和服は、中国の呉から伝わったので
呉服というと聞いたことがあります。
こんな素敵な衣装で、何か特別なことが
あるのですか?と、たずねましたら、
本来日本のフォーマルの着物のように
正式な場所で着る物のようでしたが、
こうした旅行や、職場に来て行っても
構わないそうです。

どんな靴をはいて来られたか気になり
ましたが歩きやすそうな運動靴でした。
正式な時には、このような靴を履く
そうです。とてもかわいい靴です。

ネットで調べてみましたら、
漢服復興運動というのがあるようです。

漢民族の民族衣装を着ることで、誇りを
取り戻そう!という復興運動のようですが、
堅苦しい運動と言うよりも、綺麗な民族
衣装を楽しんで着ていらっしゃるように
思いました。とてもよくお似合いでした。

日本の着物には、普段から気軽に着られる
素材や紬や小紋もありますし、冠婚葬祭用
に着る着物もあります。
用途に合わせて、日本の民族衣装を着るこ
とで伝統文化を大切にして行きたいと、改
めて思いました。

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