NYのお客様・素敵な着物姿で5か月ぶりのお茶のお稽古へ。

夏物セールの商品紹介の途中ですが、
今日は、NYの客様から5か月ぶりに
お茶のお稽古へ、素敵な夏物のでお
出掛けされたご様子を紹介します。

着物は大島のあと染めの訪問着で
とても涼しく、訪問着になってい
ると着られる範囲が広いので重宝
されているそうです。

先日のブログでご紹介していたパナマ
の草履を早速履いて下さっています。

クラスはニューヨークの裏千家センターで
再開したばかりで、ビルの中にここは日本？
と思うような立派なお茶室が4つと、水屋も
2つもある贅沢なお稽古場だそうです。

「五ヶ月ぶりのお稽古再開で色々な殺菌対策
が施されていて、手順が違ったのですが、お
茶室でお茶をいただける幸せを感じました。
お稽古では先生も着物を着ていらっしゃいま
したが、凛として姿勢を正す感じが、素敵で
した。」と、書かれていました。

帯の画像もお願いしましたら、以下の
ような説明文が書かれていました。

「帯は絽の露草。これは最近マイブーム
な季節の花の帯です。楚々とした感じで
秋の気配です。

クリントンオバマさんも好きなマーサス
ビンヤードという島があるのですが、そ
こに以前何回か避暑に行き、ワレモコウ
のような花を含め、お茶花にできそうな
花が道端に生えていたの思い出します。」

お茶席にふさわしい、野の花の帯ですね。
小物の画像も届きました。

「帯締め帯揚げは祖母か叔母のものです。
昔のものは、さりげなくおしゃれで夏の
引き算の美、によく使います。」

とのことです。受け継がれた小物を大切
に愛用されています。

夏の着物は暑く、久しぶりに名古屋帯を
結んで苦戦されたそうです。

肌着にメンソールのシャツクールをたっ
ぷり吹きかけて涼感を出されたり、楊柳
の襦袢のお袖だけをマジックテープで絽
にされました。

でもその格闘の甲斐ありで、着物で気持
ちが高揚してのお稽古だったそうです。

お稽古場までは、タクシーで向かわれた
そうですが、タクシーの中でパナマの
草履の画像を撮られました。

イエローキャブの運転手さんも、コロナ
で殺伐とした世の中、着物姿のお客様に、
親切な応対だったそうです。

日傘を挿して歩いていると、ニューヨーク
にいるとは思えない感覚です。と、仰って
いました。情景が目に浮かぶようです。

お客様にお問い合わせを頂いてから、色々
ご相談しながら挿げ上げ、コロナの中無事
にお届けできるか、心配しつつお送りした
パナマの草履ですが、こうして、NYの街で
お洒落に履いて頂けたことは、とてもうれ
しく、励みになります。

お便り下さいまして、どうもありがとう
ございました!

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