NYのお客様・雪持ち南天の染め帯・お父様の追悼のお茶。

NYのお客様から、お便りが届きました。

相変わらず、お家から一歩も出られず、
食料品もデリバリーのみの生活だそう
です。

アメリカでは、ホリデーに家族だけの
少人数で集まり、症状のない若者から
お年寄りに感染し、家族でも同じ家に
住んでいない人とは集まるべきでは
ないと痛感されているそうです。

そんな中、お父様のご命日にズームで
日本、カナダ、フロリダの姪御さんと
追悼のお茶会をされました。

お父様のお土産の総絞りの着物、

帯は、以前に鶴のブログでご紹介しました、
雪持ち南天の染め帯です。

雪持ち南天の染め帯は、新しいお客様から
ご依頼を頂き、また違うデザインでお作り
させていただきました。
ちょうど昨日染め上がり、お気に召して下
さいました。

前太鼓の画像です。

お客様は、数年後に還暦が近づいてこられたせいか、
魔除けのためか、赤い色に胸キュンなのだそうです。
南天の赤も映える、ステキな小物遣いですね。

こちらの、素敵な古今和歌集の帯も候補だった
そうですが難を転じる南天の帯を結ばれました。

この、お洒落な立礼用の机は、NYのご友人に
デザインを依頼されて、NYでオーダーメイド
されたそうで、とても重宝されています。

後ろの窓の夜景がきれいですが、

NYの夜景に浮かぶ、夢のお軸が素晴らしいです。

お客様のメールの終わりに、「夢のお軸ですが、
人生を夢。覚めるまでお付き合いをお願いします。」
と、書いてくださっていました。

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