きもの 鶴のブログ
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2021年 03月 22日
桜の着物のお客様が続きましたが、今日は 西陣まいづる・大豪華展のブログです。 西陣まいづるを代表する・耀虹螺鈿(ようこ うらでん)のコーナーのご紹介です。 以前の螺鈿の帯は、銀の箔・金の箔のもの が主流でした。最近は、明るい水色や、淡い ピンクや紫の箔のものも作られていましたが 今回は、色がまた新しくなりました。 秋冬にもピッタリの深みのある色が多いです。 こちらは、前回・去年の12月の展示会の 螺鈿のコーナーの画像です。 春夏向けでしたので、真ん中に桜の4部作が 飾られていました。4本の帯が一枚の絵画の ようになっています。1本ずつ少しデザイン の違う帯になっています。 今の時期に見ると、また素敵ですね。 さて、今回の帯を見ていきます。正倉院の 宝物のデザインが多いです。 正倉院の宝物は、螺鈿が使われているものも多く、 実物に近く、美しく、帯に表現できます。 こちらは綺麗な青に、白蝶貝が映えます。 色が変わると、また雰囲気が変わります。
螺鈿の帯の製造工程には、多くの熟練の 職人さんの技が必要で、どの工程一つな くても、帯が作れなくなってしまいます。 今までから懸念されていましたが、コロナ で、ますます心配される状況になりつつ です。 今回、私がリクエストしていた名古屋帯が 出来上がり、発表されていました。 また、そちらもご紹介いたします。 ブログランキングに参加しています。 クリックしていただけたら嬉しいです。にほんブログ村
by kimono-tsuru
| 2021-03-22 19:49
| 西陣織
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