9月23日から開催中の、上七軒・楓錦会(ふうきんかい)
へ、主人と出かけてきました。
単衣の御召に、紋紗の羽織を着て行きました。
入り口では、検温と消毒。受付では、チケット
の半券に名前や連絡先を記入して渡します。
座席は、一つずつ開けて座るようになっていて、
換気され、感染対策は、万全にされていました。
番組には、最初に「おはなし」があり、
今年店出しから40周年を迎えられた
梅菊さんと、踊りの先生の花柳双子さん
が、楽しく上七軒にちなんだお話もして
下さいました。
例年は、今の時期に「寿会」が開催されますが、
今回の「楓錦会」という名前は、今から100年
前にスペイン風邪が収束した時に、開催された
会の名前で、パンフレットの絵も当時のものが
使われています。コロナの終息を願って、その
ようにされたそうです。
感染を防ぐため、出演者も半分ずつ交代に
されていて、地方さんもおられず、録音
された音源を使われています。
いくつかは、50年前にお茶屋さん・中里さん
の二階で録音されたものだそうです。
梅菊さんの出演された「北野名所」の時だけ
は、里之助さんが地方を務められました。
春の北野をどり・夏のビアガーデン・秋の
寿会と、お客様方とにぎやかに伺っていた
頃を懐かしく思いました。
今回は時間も短く、いつもと違う状況でしたが、
舞台はとても綺麗で素晴らしく、感動しました。
24日の京都新聞にも、記事が掲載されて
いました。
楓錦会は、10月2日(土)迄開催されます。
全日2回公演。午後2時・4時30分
当日券(4千円)のお問い合わせは、
上七軒歌舞会 075-461-0148まで。
踊りの後は、「おはなし」の中で梅菊さん
が良く行かれると話されていた、天神さん
のあるところへ。
明日に続きます。