夏の庭に珍客・二頭の二ホンアナグマ

今日から9月になりましたが、まだ

台風の影響は残っているようです。

今年の夏は本当に暑く、京都では

雨が少なく、夕立もなく、前日の

暑さを引きずってまた翌日を迎える

ような日々の繰り返しでした。

ある日のお昼過ぎに、母屋のお座敷

にいると、ガタゴトと床下から音が

したように思いました。

しばらくして庭を見ると、小さな狸の

ような動物が、二頭で走り回っています。

暑さで、目がおかしいのかと思いつつ、

庭に降りて、スマホで撮影することに。

すると、愛くるしい(?)顔立ちの動物が

こちらに向かってやって来ました。

危害を与える様子もなく、平気で私の

前を通って、一頭が、こんにちは!と

いう感じで縁の下へと入っていきました。

どうやらメスのようです。

後から、もう一頭も近づいて来ます。

お邪魔しています!というような顔で

続いて縁の下に入っていきました。

前足には、鋭い爪があります。

画像で調べると、二ホンアナグマの

ようです。

二頭が去った後の庭は、静けさが戻りました。

役所に電話してみると、うちでは何ともできませんので、駆除業者に頼まれたらいかがですか?とのことでした。調べると、駆除と言っても殺したりせず、捕まえて、害のないところに放すようでした。次に、動物園に相談してみました。対応に出られた女性は、アナグマは、農作物などを荒らすと困るのですが、そうでない場合は、しばらく様子を見てやってもらえますか？とのことで、動物に優しい対応をアドバイスくださいました。
しばらくは、気になって、あの雌のアナグマは、母屋の縁の下で赤ちゃんを産もうとしていたのでは?そうなったら困るなと思い、本来は明け方が活動時間と書いてありましたので、早朝に庭を見に行ったりもしていましたが、あれ以来、見かけることはなくなりました。マイホームの下見に来たものの、ちょっと違うわね、ということになったのかも知れません。もしかしたら、地下に住み着いているのか?また今後も気を付けたいと思います。
カマキリは、百合の花粉を食べることがあるそうですが、お花がなくなっても今日も、元気そうにとまっていました。

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