視察を兼ねて、インドネシアにご
一緒させて頂いたアンソロジーの
メンバー、秦流舎の野中さんが
三月に急逝されたのは、本当に
信じられない悲しい出来事です。
今回のイナクラフト展に向けて
商品の準備もきちんとされてい
ました。
ご本人はご一緒することはかな
いませんでしたが、野中さんの
遺影と商品は、イナクラフト展の
会場に、アンソロジーの仲間と
一緒でした。
王女さまが来られた時の記念
撮影です。梅垣さんが野中さんの
遺影を持っていらっしゃいます。

こちらの羽織と御召の着物が
秦流舎さんの商品です。
半巾帯は、田中伝さんです。

現地のテレビ局の朝の生番組
で、こちらの御召と羽織を、
ナチュラルなバティックのショール
などを制作されているMelieさん
がお召しになりました。
私の私物の紋紗の着物も秦流舎
です。

こちらも、紋紗です。

凝った地紋の上に、バティック柄が
染められています。
以下、秦流舎さんの説明です。
西陣先練御召・紋織紗地に京型染
織:生糸を製織前に練る紗織り物は
シャリ感があり、高温多湿の国
には、最もふさわしい織物。
地紋様には、日本では古来より
厄除けとして用いられる鱗文様
を織り上げたもの。
染:インドネシアの伝統工芸である
バティック模様をモチーフに京
型染で染め上げたもの。


そして、こちらの帯も展示されていました。

西陣御召帯地・紗紬地染帯
織:真綿の糸と細い絹糸を密度高く
平織で織り、部分的に紗組織を
使い涼感と面白味を表現した生地。
染:インドネシアのバティック模様の中
から大胆な模様を選び、自然(土・
木・砂など )アースカラーで染め
上げました。

秦流舎さんのご長男さんがお父さんの
ご遺志をついで゛、アンソロジーのメンバ
ーになられたそうで、またこれから皆さん
と力を合わせて行かれることでしょう。
商品のご質問などございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
明日から、もう6月です。月初の仕入れ
の為、午後2時より営業させて頂きます。
どうぞよろしくお願いします。
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