きもの 鶴のブログ

瓢箪の小紋から発展したお話。

今日は、私がとても気に入って仕入れた小さなかわいい瓢箪模様の着物を選んでいただいて
大変嬉しかったです。

選んでくださった方から、色々とご質問を受けましたのでそのことをお話します。

瓢箪の模様は、植物模様ですが、瓢箪を六つ集めてむびょうたんから、無病息災や、また瓢箪には種が多く出来ることから子孫繁栄を意味したりもします。

瓢箪から駒というのは、意外なところから意外なものが出る、有り得ない事が起こるという意味ですが、このことわざは中国の小説、東遊記から生まれたそうです。

中国の八仙の1人の張果老という人が、白いロバに乗って一日に数万里を行き、休む時は、
白いロバを腰の瓢箪に入れて、乗る時はまた瓢箪から出してといったお話が起源のようです。

まるで、ドラえもんのようなお話ですね。

でも、こんなお話を知っていて瓢箪の模様の着物を着ていたら、とても楽しいと思います。

仕立て上がりを楽しみにしていてくださいね!

明日は、定休日です。

久しぶりにお友達とのランチ会に行ってきます!

メスなのにボクちゃん

私の実家では、ずっとダックスフンドを飼っています。

もう四代目になると思うのですが、どの犬も名前はボクちゃんです。

前の犬までは、ずっとオスだったのでそれで良かったのですが、今度は初めてミニチュアダックスのメスを飼っています。

それでも、名前はボクちゃんです。


(うちのカメもメスなのにカメ太ですが、性別が後で分かりましたので仕方ありません。)

初めてメスを飼いましたが、今までのオスに比べて神経質でお姫様っぽい感じがします。

もう11歳ですので大分歳をとりましたが、私が行くととても喜んでくれます。


カメ太に負けないように、元気で長生きしてね!

14日金曜日は午後から営業させていただきます。

お知らせになりますが、11月14日は午後一時から営業させていただきます。

勝手いたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

(12日水曜日もいつもどうり定休日にさせていただきます。)

急に寒くなってきました。

開店して一ヶ月になりますが、最初はまだ暑くて冷房を使っていた日もありましたので、
ずいぶん季節が変わったなぁと実感しています。

自宅からお店に通うのも、ずいぶんと慣れました。

色々な方に助けていただいて、無事に一ヶ月が過ぎました。感謝の気持ちで一杯です。

これからも、元気に一生懸命頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします!

鶴の近くの美味しいお店 DOLCH

今日は、帯の製造に携わっている知人の方が鶴を訪ねて下さいました。

その方がデザインされた帯が、鶴には何点か置いてあります。

今日は、気分転換にお散歩のついでに寄って下さったそうでした。

暫くお話させてもらって、私のほうが良い気分転換が出来ました。

夕方には、今度は帯を織って下さっている熟練の職人さんがご夫婦で来て下さいました。

どんな難しい織物も織りこなしておられる、大変優秀な織り手さんです。

こういった作り手の皆さんが、商品込められた想いやこだわりをお客様に伝えて行くのも、私の大切な役目です。

ご夫婦おそろいで来ていただいて、どうもありがとうございました。

さて今日はお店の帰りに、この前から行きたかったフレンチのDOLCHへ行きました。
場所は御幸町通丸太町下るの御幸町ビルの1階です。075-213-2014

色々なコースがあり、主人と違うコースを頼みましたがどちらもとても美味しかったです!

お店はシンプルで清潔感があり、お料理も簡潔に説明してくださるのですが、沖縄産のお野菜なども使われていて、フレンチなのですがこってりとしすぎていません。

デザートは、こちらが主人の頼んだオレンジのブリュレとチョコレートのアイスクリームです。


これは、私の注文した栗のティラミスとキャラメルのアイスクリームです。



どちらも味見をしましたが、両方美味しかったです。

帰りにオーナーシェフの方とお話をしましたが、とても感じの良い方でした。

是非また行きたいと思っています。鶴に来られた方も行ってみてくださいね!!

(DOLCHは、月曜定休だそうですが、今月は祝日の月曜は営業されるそうです。)

雪輪文様っていつの季節に着るんでしょう?

今日、二階のクリスマス特集をご覧頂いていたお客様から、こう尋ねられました。

二階のクリスマスコーナーには、着物と帯をコーディネイトして展示しているのですが、帯はクリスマスの柄や雪の結晶のもので、着物も雪の結晶や雪輪のものが多いです。

いやそう言えば、一階に鳥獣戯画の染め帯に合わせている小紋も縞に雪輪、この大島紬も
雪輪です。


改めて、自分が雪輪文様が好きなのだなぁと気が付きました。

雪輪文様は、雪の結晶の形からできた模様で、やはり雪のイメージがあるので寒くなる季節の少し前から着用するのが一番だと思います。

でも、夏の着物や帯にも涼感をあらわす為に、良く使われています。

また雪輪取りと言って、雪輪の中に他の模様を入れたり、模様の区切りにも使われることもあり、冬だけの模様とは限りません。

日本独特の季節感は、特に和装の世界では重んじられるので、その季節に応じた色目や文様を大切にしていきたいと思ってはいますが、小物なども上手に使って工夫されたら良いと私は思います。

同じ雪でも、雪持ち文様や、雪景色のような柄は寒い時だけに使われたらいかがでしょうか?